事例紹介

鍼灸院の近隣デジタル集客の
事例

成果

期間

6か月

Google Map順位

Before 圏外 ⇒ After 2位~7位
観測地点:都内の会社員が多く集まる駅複数
KW:「顎関節 鍼灸」等

SEO順位

Before 圏外 ⇒ After 5位~8位
KW:「顎関節専門 鍼灸」等

売上高上昇率

160%

【支援事例】移転による客足激減からのV字回復!新宿区の補助金を活用した、ターゲット転換と「顎関節専門」ローカルSEO・MEO戦略コンサルティング

新宿区内で10年以上にわたり地域密着の鍼灸院を営み、多くの常連顧客に愛されてきた院長先生。さらなる事業拡大を目指し、同じ新宿区内でもより中心地である山手線円内のエリアへと満を持して移転されました。

しかし、一等地への移転という前向きな一歩であったにもかかわらず、移転直後から客足が「急にぱたっと止まる」という非常に厳しい現実に直面し、今後の経営に強い不安を抱えられていました。 弊社は、新宿区の事業継続・成長向けの補助金を有効活用し、客足減少の根本原因を突き止める立地・アクセスの再調査から、新立地に合わせたペルソナ(ターゲット顧客像)の再定義、他院を圧倒する強みに特化したWebサイトの改修、そして「特定エリア×特定の悩み」を確実に抑えるローカルSEOおよびMEO(Googleマップ最適化)対策まで、二人三脚のパートナーとして伴走いたしました。その結果、立地の不利を跳ね返し、遠方からも専門治療を求めて患者様が途絶えない人気院へと変貌を遂げました。 本ケーススタディでは、移転危機からターゲットを180度転換し、ニッチな専門領域で確固たる地位を築くまでに、弊社がどのような課題を解決し、どのようなコミュニケーションでクライアント様に向き合ってきたのか、その軌跡をご紹介します。

1. 初期課題の発見:データと立地調査による「客足激減の原因」の特定

課題の背景

移転前は、長年通ってくださる地域の高齢者層が来院の大部分を占めていました。院長先生は「山手線内ならアクセスが良いので、既存の患者様も引き続き通ってくれるだろう」と考えておられましたが、実際にはリピート率が急激に低下していました。

弊社のデータアプローチ

弊社にて、移転前後の顧客データの推移を分析するとともに、最寄り駅から新しい治療院までの「実際の道のり」を徹底的に調査・検証しました。 その結果、新店舗は駅から徒歩10分程度であるものの、途中に「高齢者にとっては身体的負担が非常に大きい、急な坂道」が存在することが判明しました。足腰に不安を抱える従来の主要顧客にとって、この坂道を登って通院することは想像以上に厳しく、これが客離れの本質的な原因であることを特定しました。アクセスが良いはずの山手線円内という立地が、シニア層にとっては逆に「通いにくい場所」になっていたという盲点を見つけ出したのです。

2. 戦略の再構築:ターゲットの刷新と「顎関節」へのニッチ特化

分析結果をもとに、弊社は院長先生と膝を突き合わせ、これまでの「地域密着型・シニア向け」の総合鍼灸という看板を下ろし、山手線円内という「働き盛りの会社員が多い」立地特性を最大限に活かした、大胆なポジショニングの刷新をご提案しました。

① ターゲットを「特定の悩みを持つ会社員」へシフト

周囲にオフィスビルが乱立する立地であることから、ターゲットを20代〜50代のデスクワーカー・会社員層へと一気に舵を切るアドバイスを行いました。その際、単なる「肩こり・腰痛」では無数にある競合マッサージ店や整骨院に埋もれてしまいます。そこで、院長先生が実は国内トップクラスの臨床経験と高い技術を持っていた「顎関節(がくかんせつ)の治療」という、極めて専門性の高い領域に特化する戦略を構築しました。

② 競合ベンチマークと購買行動(検索意図)の徹底調査

新宿・渋谷・池袋エリアの鍼灸院および歯科医院を徹底的にベンチランキングしました。その結果、顎の痛みや不快感に悩むユーザーは「顎関節症 治療」だけでなく、「顎の音 治らない」「歯医者 顎関節症 良くならない」といった、深い悩みを表すキーワードで検索していることが分かりました。「歯科や病院に行っても根本的に改善せず、何度も再発して困り果てている顕在層」をダイレクトにキャッチするキーワード戦略を設計しました。

3. 施策の実行と最適化:補助金を原資としたWeb改修とローカルSEO・MEO

新宿区の補助金を賢く活用し、限られた予算の中で最も効果が出るよう、「Webサイトの導線見直し」「ローカルSEO(地域特化の検索対策)」「MEO(Googleマップ対策)」を同時並行でスピーディーに実行いたしました。

【ニッチ層を確実に集客するWeb・MEO施策のプロセス】

  1. 「顎関節専門ページ」の新規開設とライティング
    • 従来の総合的なメニュー表示から、「顎関節の悩みに特化した専門ランディングページ(LP)」をサイト内に構築。
    • 「マウスピースを作ったが良くならない」「顔の歪みや頭痛までしてきた」といった、対象者が「まさに私のことだ」と共感し、絶大な信頼感を抱くストーリー仕立てのライティングへ修正しました。
  2. MEO(Googleマップ)の徹底最適化
    • 会社員がスマートフォンで「近くの治療院」を探す行動に合わせ、Googleビジネスプロフィールを「顎関節専門 〇〇鍼灸院 新宿」のように最適化。
    • 院内の清潔な様子や、院長先生のプロフィール、施術の流れを写真で分かりやすく開示し、初診の心理的ハードルを徹底的に下げました。
  3. 徹底的なローカルSEOの実施
    • 「顎関節症 鍼灸 新宿」「顎の痛み 整体 山手線」など、エリアと症状を掛け合わせたニッチキーワードで、ブログ記事や症例報告を継続的に発信。検索エンジンの評価を地域一等大へと引き上げました。

この迅速なターゲットシフトとデジタル施策により、リニューアルから数ヶ月で検索順位は急上昇。MEO・SEOともに狙ったキーワードで上位表示(1ページ目)を維持する仕組みが完成しました。

4. 弊社が大切にしている「クライアント様への向き合い方」(伴走スタンス)

弊社が治療院のコンサルティングにおいて最も重視しているのは、単なる「アクセスアップ」ではなく、「院長先生の持つ本当の価値が、最も困っている患者様に正しく届く架け橋になること」です。

  • 不安に寄り添う「180度の方向転換」サポート: 10年以上シニア向けに営業してきた院長先生にとって、ターゲットを会社員に変え、さらに「顎関節」というニッチな領域に絞り込むことは、大変な恐怖と勇気を伴う意思決定でした。弊社は、競合データや検索ボリュームの裏付けを数字で示し、「なぜこのエリアならこのターゲットで勝てるのか」を何度もロジカルに解説。先生の不安に徹底的に寄り添い、確信を持って一歩を踏み出せるようサポートしました。
  • 医療広告ガイドラインを遵守した表現の提案: 鍼灸院のWebサイトには厳格な表現のルール(広告制限)があります。「専門」「日本一」といった誇大表現を避けつつも、患者様に「ここなら治してくれる」としっかり伝わる、法律を守りながらもフックの効いた誠実な文章表現を一緒に考案しました。
  • リピート・口コミ獲得のための院内フロー改善: ホームページを見て来院された「深い悩みを持つ患者様」に対して、次回予約(リピート)をスムーズに促すためのカウンセリングシートの書き方や、施術後のアフターケアの説明方法など、WEB以外の院内コミュニケーションのアドバイスも徹底して行いました。

5. 現在の状況と今後の展望

現在、この鍼灸院様には、移転当初の落ち込みが嘘のように、連日多くの患者様が来院されています。 特筆すべきは、客層が「坂道を登れない近隣のシニア層」から、「歯科や病院に行っても良くならず、本気で顎関節の悩みを解決したい」と願う、日本全国・あるいは関東全域の広域から集まる働き盛りの会社員層へと完全にシフトしたことです。ニッチな悩みに特化したことで、無駄な価格競争に巻き込まれることなく、自由診療(高単価メニュー)でも「先生にお願いしたい」と指名される、独自の強みを持ったプレミアムな鍼灸院へと生まれ変わりました。

立地の変化という一見ポジティブな転機に潜むリスクを、データに基づく正しい戦略とターゲット転換によって大逆転劇へと変える。私たちはこれからも、治療家様の確かな技術と情熱に寄り添い、二人三脚で持続可能な院経営をサポートし続けます。

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